tu mu gi つむぎ
について

大阪市東成区で三代にわたりかばんを作り続けてきた「かばん屋 今村」は、役目を終えたお子様のランドセルを再生し、お母さんのためのメッシュバッグへと蘇らせるオーダーリメイクブランド【tu mu gi つむぎ】を立ち上げました。

 

このブランドは、「お子様の成長」と「母のこれから」を『編む』というコンセプトのもと、 ランドセルをひも状に加工し牛革と編み込んで美しくしなやかな素材を生み出す新たな技法を用いています。

 

従来の小物リメイクとは一線を画し、日常使いができる実用性とデザイン性、なによりお子様の時間がこもったあたたかさも兼ね備えた一点物のバッグを職人が、ひとつひとつ手作業で仕上げています。


大切なランドセルをお母さんのかばんに

 

こどもの成長ほど目まぐるしくすぎ、大切でいとおしい時間はありません。

それなのに、意外と「子供と過ごした時間」を、形として残せる手段はあまり多くない気がします。

 

クレヨンいっぱいで描いた愛くるしい絵や、つたない字で一生懸命書いたお手紙…。

 

押し入れには、そんな子供の成長や愛らし想い出でいっぱいだと思います。

その中からランドセルをひとつ持ち出して形を変え、もう一度触れてみませんか。

 

 

 

キャメル色のランドセル リメイク

キャメル色のランドセル

キャメルバッグ メッシュバッグ 高級

 

キャメル色の部分がランドセルになります。

革の色はお好みの色で承ります。



ランドセルリメイクバッグの制作事例

メッシュバッグ 編み込み グレー ラベンダー

こちらのかばんはお子様のランドセルをお母さん用のかばんに仕立て直したものです。

 

ランドセルは、硬い素材でできているので、そのままでは使いにくいのですが、当工房独自の編みメッシュ加工を施すことにより、どんなデザインにも仕立てることの出来るしなやかな素材に生まれ変わらせます。

そうすることによって、ランドセルの革という制限がなくなり、幅広いデザインのかばんの制作が可能になります。

 

お子様のランドセルが一つ場合や複数個の場合など、様々な対応が可能ですのでお気軽にぜひ一度お問合せください。

 


ランドセルバッグの制作工程

STEP①

届いたランドセルを確認し、傷や状態を見極めながら、手作業で一つずつ解体していきます。

 

ランドセル解体 裁断 リメイク

STEP②

解体したランドセルの革を平坦にし、どの部分でどのパーツを裁断するかを判断します。

(ランドセルにより、仕様可能面積が異なります。)

 

解体されたランドセル パーツ

STEP③

解体後、専用の機材で必要なパーツに裁断していきます。

 

裁断機 職人の手 革鞄

STEP④

メッシュに使用するパーツは、細い紐状に裁断してから、職人の手によって適度な厚みに割漉きします。

 

革紐 本革を裁断 ランドセルの部品

 

 

※こちらは、ベースになる革を紐状にした革を差し込むために特殊に加工したものになります。

 

メッシュ イントレチャート

STEP⑦

革に 手作業で一本一本編んでいきます。

手編みにすることで かばんのデザインとのバランス、ランドセルにある傷などを見ながら一番いい状態になるように調整できます。

 

イントレチャート ランドセル リメイク

全体が編めると とてもきれいです。

 

 

イントレチャート  ランドセルの工夫 編みあがり

STEP⑧

ここから かばんの制作にはいります。

 

 

鞄職人の技 打ち込み 革バッグ

こちらが三人のお子様のランドセルからできたお母さまのハンドバッグになります。

メッシュバッグ 黒 ブラック ハンドバッグ


この世に1点しかないお子様の想い出が詰った大切なランドセル。

私たちは、そんな「想い出」をお預かりします。 

他では生みだせない唯一無二のかばんをつくるため、誠心誠意心を込めて一人の職人が最初から最後まで、責任をもって制作いたします。

 

お子様の想い出が組み込まれたかばんは、どんなかばんよりも温かみがあるものになると信じ、ひと針ひと針丁寧に仕上げます。

 

ランドセル 解体されたランドセル 黒

お支払いについて

 

当工房では、お支払いは制作後に頂くことに強くこだわっております。

 

お客様の大切なお品をお預かりしての製作ですので、心の底から「作ってよかった」とおもっていただける商品しか提供いたしません。

万一、仕上がりにご満足いただけない場合でも、修正や作り直しを行いますのでお支払いいただくのはかばん制作後と決めさせていただいております。

そうすることで、少しでも安心してご依頼いただけると嬉しいです。

 

小さな町工房の少しの頑固なこだわりです。